骨壺の対処の仕方

納骨堂内の骨壷の対処の仕方・・・・

皆さんはお墓詣りに行ったり、お墓の周辺などは清掃を行いますが、骨壷を収めている納骨堂のなかをなかなか見ることはないと思います。ましては、骨壷の中までは見る機会はありません。

骨壷は長期間放っておくと湿気の多い場所では骨壷にいっぱいの水があふれている場合が多いです。

骨壷を収める納骨堂は通気性が悪いので、地下から上がってくる湿気でこもります骨壷も完璧な密閉ではありません。

昼夜の気温の差になどによって骨壷の内部に結露が発生するのですが、骨壷と納骨堂で2重に密閉されている為蒸発できません。

一般的に使用されている骨壷の材質も陶磁器製や大理石などほとんど通気性の良くない材質で作られている為どうしても結露が起こりやすく水が溜まりやすく、溜まった水を排出出来なくなりそれが原因で長期間にわたり溜まって、ついには骨壷いっぱいになってしまいます。骨壷の中に水が溜まっていても、納骨堂の中まで水でいっぱいと言うことはまずありません。骨壷の水がお墓とその物には影響はありません。

しかし、実際に骨壷の中に水の溜まった骨壷を目にしたら、故人が水に浸って「可哀そう」・「苦しそう」とか思われるのではないでしょうか。
できることなら、何とかしたい方はたくさんいらっしゃると思います。

ご先祖様がゆっくり眠ることができるよう何年も経った古い骨壷は新しい骨壷(水穴付き)に取り換えたりするなどお墓参りの際に一度納骨堂を点検ししてみてはどうでしょうか

１、骨壷の底に穴をあける方法

すでにお使いされている骨壷の場合は、底の部分に水抜き穴を施します。骨壷の素材や状態により現場で穴あけしたり、持ち帰って穴あけいたします。
現地にて打ち合わせの上お見積致します。

２、新しい骨壷に遺骨を移し替える方法

骨壷はあらかじめ底の部分に穴の開いた製品や穴のない製品もあります。穴の無い製品でも当店で穴をあけて販売いたしており、豊富な種類や寸法よりお選び下さい。
当店では新しい骨壷に、故人名・亡日・年齢なども彫刻しております。

従来の骨壷は年月の経過により壷への表記が消えてしまい特に複数の骨壷がお墓の中にある場合、個々の判別が困難なる場合があります。故人名・歿日・年齢等の彫刻を施すことによりその心配がなくなります。

当店は遺骨の移し替えの相談や、骨壺に関しての相談も承っておりますのでお気軽にごお問い合わせ下さい。